ノマド・ジュンのねはんスタジオ

アートと思索の日々への回帰 ノマドとは知と信を求めてさすらう旅人 ねはんは涅槃で寝半 
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# 「摂食障害病棟」 理恵の大学生活、入院までの経緯
 入院生活が始まり、理恵は重症の拒食症患者の由美と友達になったり、
精神科病棟の患者の奇異な行動に興味をそそられたりしながら、
少しずつ病棟のさまざまなことに慣れていく。

小谷医師との週2回の面接を通して、
理恵は自分のなかのいろんな問題を整理していく。

4月に入学してから入院までの大学生活、
わずかな期間だが、もう一度振り返ってみた。


 理恵は四月、Y大学の文学部に入学した。1DKのマンションと講義室を往復する単調な毎日だったが、自分の部屋にぽつんといると、開放されたような幸福感が満ちてくる。

はじめの頃、このままの生活が繰り返されて大学四年間が終わってしまうのではないか、と思われるほど単調な毎日でも、理恵は十分満足していた。友達もほとんどいなかったが、近くの学生マンションにいる同じクラスの麻衣とはよく気が合い、二人で日用雑貨の買出しに出かけたりした。

・・・・。


渋谷のデパートで理恵は万引きするところを麻衣に見つかる。
麻衣は「すごい早業」と感心しているが、
理恵にはその時の意識がなく、「違うんだ」と戸惑う。

麻衣は活発な子で、よく合コンに行っては、帰りに理恵のマンションによって、
その日の店の雰囲気とか男の子の話をほとんど一人でしゃべりまくる。

5月のゴールデンウイークが終わるころから、
理恵と麻衣はダイエットを始める。
特に理由があったわけでもなく、みながやってるから何となく。

麻衣は早々に脱落したが、理恵は続いた。
そして、食べようと思っても食べられない、
逆に、夜中に起きだして満腹感のないままいつまでも食べ続けてしまう。
こんな困ったことが起きはじめていた。

理恵が麻衣に合コンに誘われたのはちょうどそんな時だった。

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| 拒食症改善プログラム | 2011/10/07 8:38 AM |
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